畠中先生のコラム

5年間の御礼

2015年11月30日

2015年11月、ついに塾に通う子どもたちが100名になりました。
開校以来、たくさんの方々にご支持いただいた結果です。私の指導方針に至らないところも多々あったにもかかわらず、信じて大切なお子様を預けていただいたこと、この上ない感謝の気持ちでいっぱいです。

私も一人息子を持つ親として、保護者の方々との面談で涙を浮かべることもあり、保護者の方々の気持ちを感じ取りながら、子どもたちの発達に伴う苦労や葛藤にも寄り添いながら、その時その時で、必要なことをしてまいりました。おかげ様で「相談があるのですが」と、私を訪ねて来てくださる方が増えたり、一度、塾をお辞めになってもまた戻ってこられたり、いよいよ地域の皆様にご支持いただくこともできたのかなと嬉しく思っています。

私は今年、多忙を極めておりまして、東京へ行くことはもちろん全国津々浦々、講演会に勤しむ毎日です。しかし、私と開校以来ともに頑張ってきた村田副室長が私の一番弟子として、子どもたちを見守って指導しております。そして何かの際には、必ず私自身が飛んでいきます。

「先生、本当にお忙しそうですね、お体気をつけてくださいね、お身体壊したりして辞めないでくださいね」

そんなことを保護者の方に言われてしまいました。
大丈夫。私はずっとこの教室にいて、子どもたちを節目節目でしっかり支えていきます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
まずはこれまで本当にありがとうございました。

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やる気スイッチOFFをどうするか

2015年10月17日

何をしても、どのようにかかわってもやる気スイッチが入らない子っています。これ、一生入らないんじゃないかって思うかもしれませんが、人によってやる気スイッチの入るタイミングってバラバラ。そしてやる気スイッチがONになったときの様子も、やる気に満ち溢れたような姿になるとは限らない。すべてそれは大人や親からの期待にすぎなかったりするものです。

そもそも私が人生の中で「勉強」に関してやる気スイッチがONになったと言えるのは、中3、高校受験のとき。高校受験に不合格になって、不合格通知が届いた日はずっと家の仏壇の前でぼーーーーっと何時間も座っていて、おもむろに「明日から学校に行かない」と親に言い、毎朝図書館に、開館から閉館まで通い詰め、勉強に明け暮れました。親は担任の先生に連絡をして了承してもらい、私は受験に失敗してからの3週間、公立高校の試験に向けてすべて学校を欠席して毎日12時間の勉強をしていました。終わった頃に親が迎えにきてくれ、家に着くとご飯を食べてそのまま寝てしまうほど集中していました。親に買ってもらった問題集を片っ端からやり終えたのです。そして後にも先にも、あんなに頑張ったのはそのときだけ。大学受験も頑張りましたが、思い出に残っているのはやはり高校受験でした。

今、そのときを振り返ってみると、私の親はなんとか私の気持ちを勉強に向かせようと頑張っていたと思います。塾を転々と変え、なんとかして良い環境を探してくれていたと思います。塾を転々として成果が出るわけないのに、親も必死だったのだと思います。子供心に、それがわずらわしく感じていたので反抗して勉強をしていなかった私は、受験に落ちたときにぼーーーーーとしていたときに思ったんですよね。勉強しろと言われて嫌だったのに、受験に落ちたら親もなんて声をかけていいかわからなかっただけかもしれないのに、親に何も言われず一人になったと感じた私は、自分で立ち上がるしかないと思った瞬間でした。

それは、それまで親が「こちらだよ、あなたが頑張る方向はこちらだよ」と口酸っぱく言ってくれていたおかげだと思います。親があれこれ口を出さないほうがいいのか、あれこれ口を出したほうがいいのか、よく子どもたちのやる気を引き出すにはどのようにかかわったら良いか議論になりますが、方向性を示す目的であれこれしたほうがいいと言うのは、子どもたちにとって一時的にわずらわしいことでも言った方がいいと考えています。

結果が出たときに、なんでなの!どうしてこうなっちゃったの!と言うことはナンセンス。それは仕方のないことで、結果に怒るのではなく勉強に対する姿勢や考え方に怒ることが大事ですね。結果が出るまでは結果を出せと言う。結果が出たら、姿勢はどうだったんだ!と問う。それで良いと思います。その親の教育方針は、ちゃんと子どもの中に根付いていて、タイミングが来たときに必ずスイッチが入るのです。それが早いか遅いかだけの違い。育てるとは、待つこと。いつも正しいことを言っていれば、必ず子どもは育ちます。それを信じましょう。

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満席、居場所なし!

2015年10月12日

テスト前、満席です。私の居場所はどこにもないので、帰るしかありません。笑
いつの頃からか、この塾は自習が文化になりました。確かに、自習においでおいでと呼んでいたのは事実ですが、呼べばくるというものでもありません。なぜならそれほど勉強したい子どもたちばかりではないからです。これまでコツコツ家で頑張っていて、自習になんて来たことのなかった生徒まで来ているので、異常なほどの満席っぷりです。

この文化を作るまでには、講師の先生の涙ぐましい努力がありました。普段、塾に月木で通っていたとします。そのときに見る顔の先生は知っていても、水曜日や金曜日に塾に行くと、見たこともない先生がいるわけで、自習中にわからないところがあっても見たこともない先生に話しかける勇気は子どもたちにはないわけです。ですから、自習にきた子どもたちには、どんどんいろいろな先生が声をかけています。「わからないところある?」「どお?はかどってる?」などと。そして、質問にきた子どもたちには、どんなに先生は忙しくても手を止めて対応します。たとえば理科が大の苦手な先生が、理科の質問をされても、苦笑いしながら「ちょっと待ってね」と答えようとしてくれます。そういった姿勢があるので、子どもたちは安心してどんどん質問してくるようになります。今なんて、会ったことのない先生であっても「今、いいっすか?」とか「質問あるんですけど」と近寄ってくるようになりました。

それでも、自習に行っているだけで満足している子どもたちもいます。こういった子どもたちを見抜くのが私の仕事です。目で見えている姿は、机に向かって勉強している姿であっても、背中から感じられる雰囲気を見れば、どれだけ集中できているのか、どのくらいの気持ちで取り組んでいるのかが少しわかります。それを背中でひと押し!「いいぞ、がんばれ」と言うこと。

自習にきても、おなかすいた!と15分おきに教室を出て行くような、コラコラ!っていう少年もいます。でも、家では勉強できないなら塾でやろう!と、みんながいるから僕も行こう!と、そんな雰囲気の教室です。みんな、がんばれ!

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実力テストに大きな差が・・

2015年09月24日

3年ほど前から、黄檗中学校が新規開校しています。この学校は小中一貫教育なのですが、学力がなかなか高い。私の塾には東宇治中、黄檗中の生徒が多いですが、東宇治中の生徒と比較しても学力の差がけっこう感じられます。

中学3年生、実力テストが返却されてきましたが、東宇治中と黄檗中の生徒の点数に大きな開きがあります。それは生徒自身の学力がたまたま黄檗中の生徒だけ高いだけかと思ったりしますが、成績も同じ生徒の実力テストの点数に大きな違いがあるのです。しかも何十点レベルで。

黄檗中のような小中一貫教育とはなかなか良い取り組みかもしれません。しかし、温室育ちの部分もあるからかちょっと幼い感じもします。ただ、人というのは中学生より小学生、小学生より幼稚園、幼稚園より生まれたばかりと、年が若くなるにつれ、甘やかせてしまっているのかなと思うくらい愛情いっぱいにして良いですよね。そういう意味では、小中一貫教育を外から見ていると正解なのかなとは思います。

高校に進めば、大学に進めば、どんどん自分で決めなければいかないことばかり。そして社会に出たら荒波ですからね。

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また、ご無沙汰してしまいました

2015年09月12日

振り返ること1年前から、私の身の回りは急速に変わってきました。1年間の今頃は、増えてきた生徒のみなさんへの対応に追われていたことを思い出します。子どもたちを教える講師のほとんどは大学生であることから、講師に行う毎月の研修や、子どもたちに成果を作り出すために講師に教え方を日々伝えていることに力を注いでいました。

それが昨年の秋から、ラジオに出演するようになり、加えて講演会の依頼が殺到するようになり、全国各地を飛び回るようになりました。昨年の暮れからは、私が10年近く勉強してきたNLP(=コミュニケーション学)をもとにした子どもたちへの学習指導や生徒指導がスクールIE本部でも注目されることになり、毎週のように東京へ行っては全国のスクールIEをよりよいものにするためのアドバイスを行うようになりました。大変ありがたい評価を受け、大変名誉なことではあります。ただ、その一方で、いよいよ私が作ってきたこの教室も後継者に渡すときがきたのだなと感じています。

私がどのようにして、子どもたちの教育に携わっていきたいのか、その方針を決める分岐点にきたのだろうと思いますが、今はまだ、教室にて子どもたちにやりたいことやしてあげたいことがあり、私の中での子どもたちとの約束があります。それが達成されるまではまだまだこの教室を離れることはできないですね。しかしながら、いつまでもあと20年もここにいるわけでもないと思っています。

私のやっていることが本当に評価されるようなことならば、自信はないけれどそれを広げてみることもやってみてもいいと思っています。「先生、なんか私にも講演みたいなことしてくださいよ」と保護者の方から言われたこともありますし。(笑)それならそれで、今の教室を今の質のままに後継者に渡さなければなりません。それにはまだまだ時間をかける必要があります。

ひとまず、ようやくですが、依頼がきていた仕事も断って減らして落ち着いてきました。多忙極まる毎日でしたから少し疲れていますが、これから受験期です。子どもたちの心の変化を繊細に感じ取りながら、受験を通して強く育ってもらえるように厳しくかかわっていきたいと思っています。

皆様、いつも、教室に足を運んでくれてありがとうございます。

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