畠中先生のコラム

心臓バクバクの合格発表

2017年03月16日

ある中3生。
前期入試で不合格。不合格になることが前提で受験したにもかかわらず、やはり不合格になったらショックも大きく、本人もお母さんもお父さんも、本当に大丈夫なのか?次受験する中期入試では、もっと合格しやすい高校に願書を出したほうがいいのでは?と相談を受けました。

よくあります。

お母さんとお父さんの気持ちはよくよくよ〜〜くわかるんです。その想いを聞いていると、一緒にその気持ちになると涙が出てくるくらい。しかし、子どもの気持ちはそのまま第一志望を受験したい!倍率も高いし、成績も実力も何度見ても分析しても五分五分。合格するとは決して言えない。

「俺、受けますよ」

本人は、何も気持ちは変わっていませんでした。そりゃそうです。何のために、こんなに頑張ってきたのか、高いお金を払って塾にまで通わせてもらって、確かに合格するためにやってきたことだけど、受けなきゃ合格もない。

その気持ちをそのままお母さんに、私からも伝え、残りできることを精一杯、講師にも指示をしてやってきました。そんな気持ちの一部始終を感じた末の合格発表は、格別なものがあります。

「うかった!」

外から走って教室に入ってきて、開口一番。何にも代えがたい喜びと、それ以上の安堵した気持ち。

本当によく頑張りました。お母さんとも電話で、本当に良い経験ができましたと言っていただき、受験を通してその子を成長させることができたと、最もやりたいこと、最も必要なことができたと感無量とはこのことです。合格という良い結果のために塾の存在はありますが、本気で勉強をしてきた人とそれを支援してきた保護者にとっては、合格までの過程そのものがとんでもない財産です。その財産を「こんな素敵な財産を得られた」と思ってもらうために、合格という結果が必要なのです。

とにかくうれしかった、よかった、その子もお母さんもお父さんも、先生も、かかわった人たちみんな頑張りました。

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6年間、ありがとう

2017年03月10日

中1になったら塾に行くという方は多いです。

この塾が開校したとき、中1で入塾してきたその子が今は高校3年生。6年間もお預かりして、高校受験も共に頑張って、大学受験も頑張ってやってきました。高校受験は、本人にとっては決して「よかった」と言える体験ではなかったかもしれない。でもその後も一緒に、その子の気持ちに寄り添いながら、時には話を聞いてやって時には指導して、勉強合宿にも行ったし、もう同志のような仲間のような不思議な感じでした。

見事に東北大学に合格。

この大学受験も、プレッシャーのかかる中、葛藤もあって、よく力を発揮したと思います。そんな子どもたちが今年は何人も卒業していきました。6年間も通ってくれるなんてこんなに嬉しいことはありません。ありがとうございます。感謝しかない。

合格の報告に来てくれたとき、そのまま1時間以上も喋ってしまう。何を喋ることがある?って、別に特にあるわけじゃないんだけど、友達のようなでも友達ではないし、単純に先生と生徒ってわけでもないし、その子にとって兄貴分みたいな年齢にしては歳をとりすぎているし、なんとも言葉で言い表せないような関係で、そんな時間を過ごしました。

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