畠中先生のコラム

同じことを続けることの大切さ

2016年07月08日

幼い頃からいろいろなことをさせたいと願い、英語を聴かせたり中国語を聴かせたり、植物園に行ったり公園に行ったり、少し大きくなったらピアノに公文、バイオリン、水泳にサッカー。そしてさらに小学校高学年から中学受験を見据えて塾へ。人には「器量」というものがありますから、何のストレスもなく元気に通うようであれば、あれこれとさせても良いでしょう。その器量の大きさを親が見定める必要はありますけどね。

朝起きてまず、「おはよう」と言って朝の音楽をかける。その次に、教育テレビの英語を聴かせるとします。それが終わってから朝ごはんを食べる毎日を送っていると、数日のうちに子どもは、教育テレビの英語を聴くと「あ、もうすぐご飯だな」って思うようになります。英語が理解できなくても・・です。言葉が出なくても産まれて間もないときであっても、子どもは気づく力はあります。

気づく、先を想像させる力を養う意味でも、生活の中に「ルーティン」を入れることはなかなか効果的です。

今流れている音楽が聞こえた次に、何が起きるとわかっていれば、そんな毎日を繰り返していれば、日常の中でもいつも、次は何が起きるかなと考える力がつきます。そしてなおかつ、いつものルーティンと違うことが起きたとき、「何だ、これは?」と驚き、耳をそばたて周りを凝視し、いつもと違うこの状況を理解しようと情報を収集したり学んだりします。

これが学ぶ意欲を作り出します。いつもと同じ毎日は飽きますが、だからこそいつもと違うことが起きたときにそれが際立って感じ、学び取るのです。

毎日毎日違うことをして、いろいろなことを見聞きさせてやりたい気持ちもわかりますが、同じことをやり続けることがあってこそです。いつものルーティンが終わると、さあ今日の新しいことは何かな?どこへ連れて行ってくれるのかな?と思うとワクワクするじゃありませんか。私たち大人も、月曜から金曜まで同じ仕事場に通うそのルーティンがあって、土日の休みに何をするかが際立って楽しみになるように。

まずは、簡単なことからでいいので、朝だけでもいいし夜だけでもいいので「ルーティン」を入れてみてはいかがでしょう。

 

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