畠中先生のコラム

研修は人として成長するためにある

2014年09月30日

28日に開催した「合同講師研修会」、近畿にあるスクールIEの講師が集まって、終日、研修を行いました。

子どもたちに学習指導をする講師が育つこと。講師が成長した分だけ講師と接する生徒が成長します。どれだけ知識な豊富な先生でも、どれだけ教えることが上手な先生でも、人として尊敬に価する生き方をしなければ、本当の意味での信頼は得られません。僕の塾の先生には、いつもこう話しています。

「予備校の人気講師のように教え方が上手でなくていい、人として子どもたちを応援する人間として、全力で子どもたちを支えたい!という情熱を持った人になってほしい」

もちろん、教え方が上手になる努力はしなければなりません。今回の研修でも午後はずっと、授業の準備の仕方や授業の展開の仕方について学ぶ時間でしたから。しかしそれ以上に、子どもたちが「この先生についていきたい!」「この先生の言うことなら信じよう!」と思える先生であれば、子どもの成績も学力も上がっていくんです。これは心理学的に証明されていますから。この研修を通して、一人でも多くの先生が自分を成長させようと努力してくれたらいいなあと願ってやみません。

合同講師研修会は、僕が発起人となり、各教室の責任者の方々に協力をお願いして実現している企画です。発起人になると、一番責任があり、準備することも多く、誰よりもたくさん働かなければなりませんが、他の教室にとってもいいことがあったらいいなあと思うばかり。僕は僕で、研修会を通して新しい出会いがたくさんありました。素敵な、唸るような若者にも出会えました。僕よりも若い人たちが、日本をさらにもっといい国にするために、小さくて小さくてもいいから役立っていたらいいなと思います。

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ことしの悩み

2014年09月20日

黄檗中学校という学校があります。この学校は3年前に公立小中一貫校として開校した学校です。今年の中3は1期生。記念すべき学年のような感じがしますが、なかなかどうして今年はこの学年に悩んでいる毎日です。

何にって、子どもたちのやる気をどのように引き出すかってことです。

小中一貫校だけあって、子どもたちは安定した毎日を送ることができています。素直な子が多く、少しおぼこい感じがしますが、そこがまた中学生らしくてかわいいところでもあります。しかしながら、のんびり穏やかに過ごしているだけあって、受験に対する切迫感というものはありません。緊張感もあまりないように感じます。安定した毎日を送っているからこそ、勉強にはしっかり取り組めていると思います。友達関係などで余計なトラブルは少ない方だから、勉強に集中しやすいのは間違いありません。

ただ、のんびりしているのです。学力は高いですんですけどね。
それでは志望校に届かない・・・そう思うのですが、どのように伝えてもそれは大人から見た意見ですから、子どもたちはピンときません。

どれだけ真剣に話してみたところで、子どもたちも真剣に「わかった、頑張らないかんね」と素直に答えるものの、どのくらい頑張ればいいのかわかっていないから、結局、のほほんとしているんです。笑

非常におもしろい。この学校の環境のよさを活かしつつ、目標を作ってそれに向けて必死に頑張ることも教えなければならない。競争というものをあまり感じることのない小中一貫校ですから、競争以外のやり方で子どもたちのモチベーションを高めていくにはどうしたらいいか。日々悩んでいるところです。

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コラム再開にあたり

2014年09月02日

9月に入りました。しばらくお休みしていたコラムもここに再開です。
しばらく前に、これまで書かせて頂いたコラムを見て頂いた方々より様々なご意見を頂戴しました。僕がここに書いたことはあくまで考えの一つですが、「現実的でない」とか「それはあなただからできるのでは?」といったご意見を頂戴することになり、僕自身、深く自分自身について考えさせられることになりました。

それからひとしきりいろいろと勉強して、考えて、僕自身が子ども達に何のためにどのような教育をしたいのかを見出していました。特に8月は考えてばかりの毎日で、自分と向き合ってきました。

「考え過ぎ・・・!」
家族や仲間にそう言われながらも、やっぱり、僕の考えで子ども達を育てていこうとする気持ちをぶらさずにやってみようと思うようになりました。

『子ども達が大人になるにあたり必要なことをやっておく』

大人になるにあたって、大人である僕が子ども達に伝えなければならないこと、教えなければならないこと、経験させなければならないことがあります。周りの人を気遣いながら生活することや、少々理不尽なことでも歯を食いしばって頑張る体験や、自分で頑張るレベルはどこまでやることなのかを教えることなど。

大人になるにあたって今から必要なことをしておく。
叱ることが必要な生徒には叱りまくります。そうでないと良い悪いがわからないまま大人になったりするから。
幼い頃に褒められたことが少ない生徒には、どんなに小さなことでも褒めてあげます。その生徒が自分の良いところを自分で見つけられなくなるから。今はあれこれ口を出さずじっと見守る必要がある生徒もいます。待たなければならない期間もあります。そこではじっと待ちます。待たずにひたすら応援するだけです。

何が嬉しいって、
入塾して、めちゃくちゃか細い声で話すある生徒に、毎回毎回「こんにちは」「さよなら」と挨拶をしていると、ついに、帰宅するときにその生徒が自分からコチラを向いて「さよなら」と言ったときです。ここから子どもは成長していきます。それが学力の向上のみならず、人としての価値の向上につながっています。

子ども達の学力を上げるかかわりって、授業がうまいことだけじゃない。
じゃあ何?って、かかわる人の力。人柄。それを磨き続けることでしかない。
僕はまだまだ。だから頑張っていきましょう。

毎年、試練の2学期です。だって、子ども達は夏休みボケでやる気ないから。(笑)

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