畠中先生のコラム

慢心させないことが僕たちの使命

2014年01月30日

中学3年生、最後に受検した模擬試験が返却されてきました。順調に実力が伸びている生徒もいれば、安定して同じような実力を表現できている生徒もいるなかで、やっぱり目立つのは偏差値が下がってしまった生徒。これまでの実力とは違う結果に、どちらの結果が実力を表しているのかの見極めが難しい。どちらが?と言っても下がった結果は事実なんだから、これを自分の今の結果と受け止めることが成功する人のパターン。しかも、順調な結果を出している人は、順調な結果でも「まだまだだよ」と感想を言いますから安心して見ていられます。そう生きているから、良い結果を出しても決して慢心しないから良い結果が出るわけです。

下がってしまった生徒は「え・・」「マジで・・」と、まずは凍りつきます。ここで「たまたまやん」とか言う人はもう論外で、そう言う人はさすがにいませんでしたが、これでショックを受けるということは、もう少し自分は良い結果を出せると思っていたのかもしれません。どこかに心の隙があるのかもしれない。だから良くない結果になる。慢心する生き方の人に、良い結果が訪れることはありません。最後の最後まで自分はだめかもしれないから努力しなきゃ!そう思っている人に、結果がついてくる。偏差値が下がったという結果は、あなたは慢心してるぞ!慢心するなよ!という警告です。これを「慢心してないんだけど?一生懸命やってるんだけどなあ」と思ってはいけない!

この生徒、どうしたらいい?次の授業をどうする?と、先生方も必死に話し合いを始めています。やりたいことはまだまだある。この期に及んでまだ宿題を忘れるヤツまでもいる!叱り飛ばしながら、保護者の方が「ウチの子、本当に受験生なの?」と感じてしまう不安を吹き飛ばそうと僕たちもラストスパートです。いよいよ、公立前期試験まで2週間ほど。中期試験まで1ヶ月。慢心させることなく、真剣に伝えていきます。

カテゴリ: 

PAGE TOP

良い受験とは・・・

2014年01月27日

ある高3の男の子。部活が終わってから猛勉強に猛勉強を重ね、当初、第一志望にしていた大学よりもさらに難関な大学を受験しようとしていました。センター試験を終え、まずまずの成績だったその生徒から「先生、相談したいことがあります」と。

「先生、こっちの学部の方が入りやすいと思うんですが、どっちの学部がいいでしょう?」

彼は、それまで志望していた大学よりもさらに上位の神戸大学を志望しました。センター試験を終えて判定はBとCの間。二次試験の勉強が不充分ということもあり、さらに良い判定になっている別の学部を受験しようか思案していたのです。とにかく高校の先生からも絶賛されているほどの猛勉強ぶり。私立高校特進クラスに所属していたのでクラスメイトは全員3年間部活に所属せずに勉強ばかり。そんな中、彼は野球部員として3年間しっかり活動してなお、部活引退後に猛勉強した強者です。

話を聞いているうちに、彼は最も志望している学部に行きたいのだと感じました。でもその背中を誰かに教えてほしい、覚悟を決めたい、そんなきっかけとして僕に話にきたのです。1時間くらい話し合いました。「学部が決まれば後戻りはできないぞ」「それで人生が決まる」・・・理系でしたから、建築学科に進むのと機械科や土木科に進むのとでは卒業後の進路が変わります。修正は難しい。だからこそ、自分の心に従ってやりたい勉強をすればいい。万一、不合格になっても、どうしてもやりたいことなら浪人したってチャレンジすればいい。人生は長いんだから、男の子なんだから、1年の浪人くらいどうってことはない。

「ああ、先生、決めました!やっぱり自分の行きたいとこに願書出します。腹くくりました。」そう言って彼は、清々しい顔つきに変わっていきました。

「おまえさ、別に今でもそこそこいい大学行けるのに、なんでまた神戸大学にしたんだ?」と最後に聞くと、こう答えました。
「だって先生、モチベーション上がらないっす。いける大学だとやる気出ないですよ。チャレンジしたいんです。」

今は、安全に安全に世の中を渡ろうとする若い者が多い時代です。将来の夢は公務員、理由は安定だから・・とか、大学受験はさっさと推薦で決めよう・・とか、怖くなるほどのチャレンジを避ける人が多いなか、このような生き方をする人間は貴重な貴重な人材です。こういうヤツが大人になったときに社会で重宝されるんです。使えるヤツになれるんです。ダテに部活と勉強を両立してませんよね。

こいつが30歳になったとき、僕は50歳です。そのとき、抜かされないようになっていたい。僕もチャレンジな毎日を送り、彼が30歳になっても「先生、相談したいことがあるんです」と言われる存在でいたいものです。

「おまえ、半分以上、答えは決めてただろ?」
「でも、最後は先生に相談してから決めようって思ってたんです」
学校の先生や両親や、まして彼は別の塾にも通っているなかで、大事な決断は畠中先生に!と思ってくれていたことに感謝しつつ、でも黙って応援して見守るだけです。受験生全員、もうラストスパートです。やれることを全部やるだけ。

彼が神戸大学に合格するかどうかはまったくわかりません。それは高校受験の生徒も同じ。でも、怖くてもチャレンジしてただひたむきに一生懸命勉強する・・それは、安全圏の学校に合格してのんびりするよりも、ずっとずっとずっと良い受験なんです。結果がどうであれ、世間から必要とされる人間になるには、そういう厳しいトンネルを自力で抜け出す体験をしなければならないんです。それを子ども達と保護者の方々に伝えたい。目先の合格不合格は人生を決めないということを。大事なことは、合格するまでの過程。不合格になってからの過程なんです。

カテゴリ: 

PAGE TOP

見事、合格!

2014年01月22日

中学受験を終えた2名の生徒が二人とも合格しました。本当によかった。一人は19日の先生方の研修会の最中にわかったので、先生方にお知らせした途端「わー!やった〜!」と大歓声。しみじみと喜びをかみしめる先生もいれば、感動して涙する先生もいました。

1人は、小4の頃から、この塾の開校と同時に頑張ってきました。なかなか思うようにいかず、本当に中学受験をしていいものか保護者の方も悩んだ時期もありました。中学受験のノウハウ通りにはいかず、おそらく京進や浜学園、日能研ではやっていけないくらい進みも遅かったので、完全に生徒に合わせる指導に徹したからこそできた結果でした。僕自身も、中学受験といえばこれ!というノウハウを完全に捨て去り、まったく新しい観点でかかわり、担当の先生にカリキュラム作成をすべてお任せするという決断は、身震いするくらい怖かった。担当していた先生も「実は怖かったです」とボソっと言い出しましたからね。そういうものです。大きな大きな責任を感じるからこそ、喜びよりもホッとしたというのが感想です。

もう1人は、中学受験とスポーツを両立してまで合格を勝ち獲りました。本来、生易しいものではない中学受験です。高校受験だって大学受験だって、受験生は部活をしていません。それでも、その生徒は自分が取り組んでいるスポーツをやめることなく、受験前日まで両立し続けて合格しました。難関校です。普通はみなさん朝から晩まで勉強一本なのですが、本当によく頑張りました。このケースもまた、中学受験のノウハウを無視して、両立しながら合格させるために何をしたらいいかを真剣に考えて、本人独自のカリキュラムを作りました。

本当にうまくいきました。完全に先生方のおかげです。昨年末から先生方の間で今日の授業をふまえて「次の授業どうしましょう?」という打ち合わせが毎日のように繰り広げられていましたから。その都度、変更に変更を重ね、そのとき必要だ!と思ったことを妥協なくできたから。そして何よりも、2人の子ども達がよくよくよくよ〜〜くついてきました。本当に頑張った生徒を褒めてあげることができ、僕たちは今回の結果を自信にさせていただくことができました。

うれしいです。うれしくてたまりませんが、大学受験、高校受験はすぐそこです。あまりホッとできないんです。

カテゴリ: 

PAGE TOP

センター試験と中学入試

2014年01月18日

今日は大学入試センター試験初日です。「どうしよ、どうしよ」と緊張する高校3年生に、先生方が「大丈夫!」と激励し送り出したのですが、そうはいっても緊張くらいするものです。みんな、応援してくれる声をうけて、そういうところをくぐり抜けてきたわけです。これまでやってきた勉強の成果をしっかり表現してほしいと思っています。さらに今日は、私立中学の入試の日でもあります。小4から3年間かけて頑張ってきた生徒もいます。昨日はお母さんと電話で「いよいよですね、ここまで本当によく頑張りました」とお話させていただきました。

この大学受験の生徒と中学受験の生徒には、塾として必要なことを全部させていただくことができました。やろうと思っている学習をさせることができ、受験に向けて妥協なくカリキュラムを遂行できた背景には、お父さんお母さんからの経済的な援助もさることながら、全面的に任せて頂いた信頼と、子どもたちのガッツがありました。特に、小学生は気持ちのコントロールが難しいなか、初めての受験に対してちゃんと自分の力で乗り越えることができるよういろいろなサポートをすることができました。

センター試験は2日間あります。今日18日は初日ですが「先生、18日の夜も塾にきたほうがいい?」と尋ねてきたので「いやいや、休んだら?」と返すと「塾にくると落ち着くから」と答えるありさま。常々、毎日のように塾で勉強していたわけですからそれがルーティンになっているんですよね。このように心の支えにでもなれていたら、嬉しい限りです。

とにかく頑張れ!!応援するしかできませんからね。

カテゴリ: 

PAGE TOP

毎年の大切な仕事

2014年01月16日

ウチの教室には神棚があります。毎年、ここにあるお札を新しくするために初詣に出かけています。京都ではなく、名古屋や三重のあちらこちらの神社仏閣に行って昨年のお札をお納めして、新しいお札をいただくためです。

この2日間をかけてようやくすべてのお札が揃い、教室に戻って神棚にお納めしました。神棚があることを子ども達は知っていますが、お札を入れ替えているところを興味津々に見ていました。「うわあ、そんなにあるんや」「そうなってたんや」「なんかお札、すげえ」などなど、あれこれ言いながら。受験生には「ちゃんと合格祈願もしてきたよ」って言うと嬉しそうにしていました。二拝二拍手一礼も教えたので、ちゃんと作法通りパンパンと手を鳴らしておじぎしていました。(笑)

もうすぐセンター試験、中学受験です。一足先に受験が始まる高3と小6の子ども達のために合格祈願もしてきました。できることは全部やる。塾に通う子ども達が、事故なく元気で勉強ができるように。学力が向上するように。

神棚の入れ替えを見た子ども達は、凛々しい顔で自習に戻っていきました。とにかく僕は、彼らに代わって勉強することはできないわけですからね。できるサポートを全部、しっかりやる。毎年1月の大事な大事な仕事。今年も子ども達を守っていただくために。

カテゴリ: 

PAGE TOP

本年もどうぞよろしくお願いします。

2014年01月08日

静かに新年を迎えた教室です。子ども達は元気に顔を見せ、「のんびりしてた〜」と口々にお正月の様子を話してくれました。
今年もアソビゴコロ満載で、真面目に子ども達と向き合っていきます。

先日の僕の道徳の授業では、中3をはじめとする子ども達が集まって僕の話を真摯に聞いていました。一人ひとり、塾長に怒られると思っていたのか、滅多にないことだから緊張したのか、じっとじっと2時間近くも背筋を伸ばして頑張って話を聞いていたその姿に、ただただ驚くばかりです。つまらない話だったかもしれません。僕の中学生の頃や高校生の頃の話ですからね。頑張って勉強した方がいいとか、説教のようなことを言うつもりはなく、ただただ僕の生きてきた様を感じてもらい、一人ひとりにとって必要な何かを学び取ってもらえたらと思います。

今年も変わらず子ども達の心の成長を第一に考え、みんなに満足してもらう場所に、学校よりも学校らしい場所に、あたたかい気持ちあふれる場所にしていきます。どうぞよろしくお願い致します。

カテゴリ: 

PAGE TOP