畠中先生のコラム

保護者面談、ありがとうございました。

2013年06月29日

暑いなか、梅雨に入り足下の悪いなか、時間を取っていただいて保護者面談にお越しいただきましてありがとうございました。お一人おひとりにとって少しでも前進する有意義な時間になっていたらいいなと願うばかりです。

どんなに毎日の生活に満足して幸せを感じていたとしても、我が子を想う気持ちに限りなどあるわけがなく、親としての葛藤もあるなかでその気持ちを汲み取ってこれからの指導にいかしていこうという気持ちでいっぱいです。今年の中3は、個人的な課題を課さなければならない生徒が多く、授業とは別にしなければならないことがたくさんあります。子どもたちの中に「塾に行っていればなんとかしてくれる」という思いが根底にある限り、テストの点数が飛躍的に向上することはありえないどころか月謝を払っているだけそれは浪費でしかなく、この子どもたちの中に無意識に存在するこの思いをなんとかしたくて仕方がありません。

ここ数日、ヤンチャなサッカー少年が自習に来ていましたが、彼らは信じられないくらいの集中力で2時間や3時間の自習に取り組んでいました。ウチの塾生が「あいつ、来てるんや」と驚いた様子で見ていましたが、学校でヤンチャしている人が塾で真剣に勉強をしている姿を見て「あいつらでもやっているんや」と感じたようです。つまりは、勉強って自分でするものであって、そこに塾の存在や塾の授業や進研ゼミや図書館の存在とか、いろいろなツールや場所がサポート要因としてあることで学習効果が上がるわけです。

先日も、テスト前にいい加減な態度で授業をしていた男の子に「夏期講習やらなくていい!」と怒鳴りつけました。その授業だって、自分で望んでお母さんにお願いして追加してもらった授業です。お母さんにお金出してもらってそんな態度で結果なんか出るわけがない。保護者面談をしていると、そんな子を見ると本当に心の底から「やらなくていい!」って思います。今年は、お子さんの期末試験で取り組む様子で夏期講習を受講するかしないかを決める保護者も、夏期講習の様子を見て塾を続けるかやめるかを決める保護者もいるなかで、僕は僕で今の子どもたちの様子を見て夏期講習をこのまま続けていいかやめさせるかを決めています。子どもたちに伝えたいのは、親に守られて学校に守られて生きているから今はそれでもいいんだけど、自分がやると決めたことくらい真剣にやれ!ってことなんですよね。真剣にやり通せないものに時間もお金も労力もかけられない。それが社会ってものですから。

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ヤンチャなサッカー少年、やるな!

2013年06月25日

ここんとこ毎日のように、自習にくる5、6人の男の子がいます。彼らは東宇治中の3年生ですが、部活動には所属せずに地域のクラブチームに所属しているサッカー少年たち。そして、ウチの塾生ではありません。とにかく元気でヤンチャそうな感じですが、挨拶もしっかりして自習が始まると各自で黙々と勉強に励んでいます。勉強している内容もそれぞれで、一人ひとり考えてやっています。

学校で多少のヤンチャをしているだろうけど、こうやって試験前のやるときにはやるんですよね。これは普通です。そして時には友達同士で教え合っている姿も。やるなあ!いいなあ!僕はこういう男の子たちが大好きですね。あたりまえなのかもしれないけれど、こういう気持ちいい少年たちが頑張ってると、とにかく応援したくなります。普段はサッカーで忙しいんだろうけど、時間を見つけてまた来てほしいものです。

静かで黙々と勉強できる環境がしっかりできていることが嬉しいです。どんなにヤンチャな子も、どんなに落ち着きのない子も、ここにいるときは落ち着きます。全スタッフでそういった空間作りをしてきて、ようやくこれがあたりまえの空気になってきました。

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高いレベルで生きる意味

2013年06月21日

Life skill trainingに参加している人の中に、京都大学の学生がいます。彼に、いつから京都大学に行きたかったのかを尋ねると「高1のときから」だったそうです。それから自分一人では頑張れないという理由で塾へ通い、夏休みになると朝一番から夜遅くまでずっと勉強していたそうです。朝6時頃から夜12時までとか。それだけ努力して頑張って京都大学に合格した今、「もっとできるヤツがいて、俺は何さぼってるんだろとかもっと努力しないとなって思います」って言うんですよ。「俺はまだまだなんで、もっと努力して努力を継続できる人間になりたい」って。

この言葉を聞いて「ハッ」とします。

高校生の間、それだけ頑張って勉強していただけでも充分な努力をしてきたと思えるのに、本人は「まだまだ」と、周りにはもっと努力しているヤツがいるから自分の努力なんて足りないと思っているところが素晴らしい。僕らからしたら「それだけ努力してきたじゃない?」と言うのですが、そう言うだけでもう僕の努力のレベルが彼らより下であることを認めているようなものでした。彼らにとっては、確かに努力して入学したそ京都大学ではあるけれども、そこに通う人たちの中でもまた、さらに努力している人がいる姿を見ているんですね。

努力する・・そのレベルが違うんです。

一流のサッカー選手とかが、「僕はまだまだなんで」とインタビューで答えているのは、決して謙遜なんかではないんですよ。高いレベルの技術や経験をもってしても常に、それ以上に努力している人が周りにいるんですね。そしてそういった人の姿を見て、自分をもっと高めたいと思う。だからこそ自分の力も向上する。本当に努力や頑張りに対して「これでいい」はないんだということを感じます。

なんだか、頑張ってるとか努力しているとか、彼らを見ていると言えなくなりました。そしてだからこそ、レベルの高いところに身を置くことこそが自分を高める近道なんだなと。子どもたちもいろいろ。大学生もいろいろ。この教室では、いろいろな学歴、能力、価値観のある人たちと出会うことができます。そこで僕は、その人が育ってきた、生きてきた歴史を垣間見ることができる幸せをかみしめながら、出会いを通して得たこのような学びを子どもたちや周りに伝えていきたいです。

そして自分も、もっと高いレベルの環境へと進もうと決めました。

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子どもたちの可能性を引き出そう

2013年06月20日

保護者面談が始まって10日が経ちます。受験生を持つお母さんは我が子の進路が心配でたまらないと思うのですが、それでも僕の塾に通わせて頂いている保護者の方は、この学校を選んでここに進学してもらわなければ!という想いよりも、我が子がどのくらい一生懸命に頑張れるのか、どのくらい真剣に頑張れるのか、受験や勉強を通して力をつけてもらいたいという想いが強いように感じます。受験の結果というのは、その努力や継続の、その真剣さの結果であって、まずは子どもたち一人ひとりが自分の最大限の力を発揮して臨むことを求めているだと思います。

今年の夏休みは、昨年以上にそういった想いに応えられるかかわり、応えられる指導をしようと強く思います。

自習に友達を呼んできてくれる生徒がいます。ちょっとやんちゃな子がワイワイ来ています。学校ではいつもそんな感じなんでしょうね。ワイワイとしているその雰囲気に、連れて来たうちの塾生は「うるさくするとヤバいで」「うそやと思ったら大間違いやで」と言っています。ウチの塾のことなんて何も知らないやんちゃなその友達も「そうなん?」「マジ?」と半信半疑。でも、そこに僕がのっしのっしと歩いていくと「きたきた!塾長きたで!」と言うのです。子どもって雰囲気を感じ取る力は充分にあります。それでじっと黙って勉強が始まりました。彼らは今日も来ていますが、真面目にやっています。学校での姿とは違うと思いますが。(笑)

僕らスタッフが真剣にやっていれば、そんな雰囲気になっていきます。僕たち次第で子どもたちの真剣さや一生懸命、我慢強さを引き出すことができると思うんです。それを頑張って継続してその結果、テストの点数が上がったり受験に合格などの望む結果を一緒に作ってやりたいと思います。

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若者の可能性

2013年06月18日



大学生の授業、Life skill training が始まりました。いろいろな大学の人が集まると、その意見の内容も質も様々でその人の生き様が現れます。それまでをどのように過ごしてきたのかが如実に現れます。

一人ひとり、生き抜いていく力を身につけて社会で活躍できる人に成長するために、どんな自分になるのか、どんな取り組みを自分に課すのか、それを決めていく過程で、今まで抱えていた悩みや不安、葛藤を表現していきました。涙を見せる人も真剣な表情で自分のことを考える人も、それは普段、わいわいとした日常では決して見せない姿だったかもしれませんが、一人ひとりが自分自身の確信の部分に触れる時間でもありました。それを一つ一つ、彼らに向き合ってどうしていくべきかを話したりする時間の中で「僕にしかできないこと」「僕だからやるべきこと」なんだと感じています。

みんないろんなことを思っているんだなあ。そしてそれから脱却して自分を成長させたいんだなあ。それは不安からくるものかもしれないけれど、自分自身のことを真剣に考えているんだなあと感じ入りました。いい若者たちです。可能性を信じて、支えていきたいと思います。

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それ、本当に頑張ってるの?

2013年06月10日

簡単に「頑張ってるね」って子どもたちに言ってほしくない・・僕の本音です。

その子が本当に心から頑張っているかどうかって、どうやってわかるのでしょうか。今の子どもたちの多くは、ちょっと問題を解いてできただけで「俺、がんばったやろ」「私、今日頑張ったでしょ」と言ってきます。親は子どものことをよくわかっていますから「そんなの頑張ったうちに入らない」って思いますけど、他人は「頑張ってね」って言ってくれたりします。その存在が「学校の先生」だったりすると、その子の成長ってそこで止まっちゃうんです。

子どもが問題を10問解いたとしてそれを学校の先生が「頑張った」と言ってしまうと、それはその子の中では10問解いたことが「頑張ったこと」になるんです。そうすると、その子にとってはそれが頑張りの指針であり、そこまでしか頑張らない子になってしまいます。でも別の子は、100問解いて「頑張ったね」と言われると、10問なんて頑張ったうちに入らなくなりますよね。そうやって、大人からの言葉かけ一つでその子の限界を決めてしまっている可能性があるんです。

まもなく大学生を対象にした授業を始めるのですが、さんざん悩んだあげく、やっぱりレベルの高いことをしようと思いました。現代の若者にあったことをするのではなく、これがいい!と思うことをします。当然、それはウチに通う子どもたちにも同様。こんなことを言うのは大変失礼かもしれないけれど、東宇治中学校、頑張ってほしいです。簡単に「頑張ってる」って言ってほしくない。僕は言わない。本当に頑張っている人って、そんなもんじゃないですからね。今年の中3はぬるい!この程度の温度で熱いとか言うな!

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応宗とベンツのおじさんの物語

2013年06月03日



そういえば先日、息子を車に乗せてコンビニの駐車場に停めていたときのこと。

僕が車内で電話をしていました。息子(応宗)が座っている側の隣にはベンツが停まっていて、そこには紳士なおじいさんが座っていました。僕はしばらく電話に夢中になっていたのですが、ふと気がつくと応宗がキャッキャ笑っています。なんと車越しに応宗はおじいさんとしゃべっているんですよ。もちろんまだ話すことなんてできませんが、とにかくこいつは愛想だけは一級品なので、おじいさんに向かって手を上げて「お!」と言って話しかけたんでしょう。おじいさんが「愛嬌がある坊やだなあ」「いい笑顔だねえ」と褒めてくれていました。僕は「あらあ、褒めてもらっちゃったねえ」「ありがとうございます」と言うと、おじいさんは「坊や、この笑顔は財産だよ。ちょっと待ってなさい」とコンビニの中に入ってくではありませんか。僕も応宗も「???」ときょとんとしていると、おじいさんがコンビニから出てきて「ボクにあげるよ、これどうぞ」とバームクーヘンを買ってくれたのです。ウチの息子は、にっこり笑ってバームクーヘンをガシっとつかんでいました。

そんな一幕になってしまうほど、ウチの息子は愛想がいいです。いったいなぜだかさっぱりわかりません。身長もでかい、体重も重い。歯医者さんがびっくりするくらい歯もはえ揃っています。積み木とかできませんけどね。(笑)まるで人とかかわるために生まれてきたようなこの愛嬌のよさは、こいつの財産だと思って大事に育てたいものです。

毎日毎日、あちこちで友達をつくっている応宗は、大人になってもそのままでいてほしいものです。能力なんてなくてもいいから、たくさんの人に愛される大人になってもらいたい。その願いのまま育っている今に、感謝。

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たまには息子の話を

2013年06月01日



もう1歳6ヶ月になります。ウチの応宗(まさむね)。とにかくでかいです。身長は2歳〜3歳児と同じくらい。体重も10キロの米俵なんて軽いくらいずしりと重い。検診に行くと、お医者さんにはこんな1歳児は見たことがないと驚かれます。旦那さんは肥満ですか?と聞かれるようで、違いますと答えるとさらに驚かれているみたいです。

てくてく歩くようになり、あちこち歩き回っています。家の中は狭いので外に出たがります。最近は玄関を指差して「外に出せ」と合図をしていますから、自分の意志も上手に表すことができるようにもなりました。外に出て何が好きって「自動ドア」。自動ドアの前に立ってドアが開くと大喜び。そのまま前に進みます。外に出たりされると面倒なので、引き戻すわけですが、引き戻しててくてく歩くとぴたっと止まり、くるっと反転して再び自動ドアへてくてく・・。まあ、止まりません。満足するまでつきあうしかなく、お店とかには迷惑にならないようにしながら相手をするのは気を遣います。

一つのことを気に入ってしまうと、とにかく満足するまでやり続ける集中力はたいしたものですが、親は根負けしないように頑張らなくてはならないので必死です。そんなときにテレビって有効で、テレビを見せておけば親も休憩できるというものです。テレビを見せることはよくないとわかっていながらも、つい身体が疲れているときはテレビを見せようとします。しかし!こいつは、まったくテレビに興味を示さないんです。教育テレビとか「はあ?」って感じで、それよりも「お父さん、遊んで〜」と寄ってきます。あ、時代劇だけはなぜか食い入るように見てますけど。

まったく、かわいいやつです。僕はあまり家にいないので、たまに家にいるときははしゃいではしゃいで絶対に寝ません。そんなときくらいは僕も疲れていようが、もりもり遊んでやります。だけど、自分が口に入れたものを嬉しそうに「はい、どうぞ」と僕の口に持ってこられる遊びほど、苦笑いするものはないですよ。(笑)

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