畠中先生のコラム

微力でもできることがあるんだね

2013年01月31日

東京は国会議事堂のすぐ近くのビルで、地上15階からの眺めの中で、日ごろとは違う肌感覚を持った企業の方々とお話をしていました。商談に発展したりただ交流したりする中で、多くの方々が悩んでたのは、人材についての悩み。どう育てるか、どうかかわったらいいのか、どうやって社員を巻き込んだらいいのか、どうやって戦力にするのか、そういった悩みをとにかく抱えていました。

僕はそういった悩みはありませんが、僕なんかよりもはるかにエネルギッシュで人を巻き込む力がある方の話は、開始5分もしないうちに心がもっていかれてしまいます。すごい人は世の中にたくさんいるものです。そりゃ僕は足元にも及ばない。だからこそ、大きな刺激を受けて、大変大きな学びを得て帰ってくることができました。

僕はまだまだしなければならないことがある・・・そんな僕が、地域に住む、子どもを持つお母さん方に子育てや子どもとのかかわり方について、お話をすることになってしまいました。僕のやっていることを聞いて、ぜひ話を聞いてみたいと言うので、ちょっと話をしてみたら、それはおもしろい話だと人が集まることになってしまったんです。いやいや・・・相手は皆さん、僕なんかよりだいぶ先輩で、もう小学生や中学生の子どもを持つ母親ばかり。

まあ、それでも微力ながらできることがあるんなら、役立つことがあるんなら、それはさせてもらおうと引き受けさせていただきました。でも、何を話そう・・(笑)

カテゴリ: 

PAGE TOP

10年ぶりの再会 つづき

2013年01月27日

野球部のこの連中は、勉強はできないけれど、特別にすごい奴らです。

まず、僕が何を飲んでいるのかを常に知っていて、「何か飲みますか?」とは聞いてきません。勝手に同じ飲みものを注文しているんです。それはなぜか?久しぶりに会ったら昔話やら何やらで盛り上がっているもんです。そんなときは、別に他の飲みものを飲みたいとか考えていないし、盛り上がった話に水を差してはいけないと思っているからなのです。食事を楽しんでいるのではなくて、みんなとの時間を楽しんでいるのだから、飲みものは何でもよくて、先生のグラスに飲みものがなくなったら勝手に注文して「先生、どうぞ」って持ってくるんです。

僕と話をしている以外のやつらは、空いてるグラスを下げたり、何か注文する必要がないかを確認しながら楽しんでいます。その動きはすべて、自然に身体にしみついているから違和感もないし、かしこまってもないからとても気持ちいい。ほどよく会話に入って全員で盛り上がり、ほどよくそれぞれで話している。黙ってしまうことがないように、必ず誰かが話題を出してきます。だから、あっという間に4時間も5時間も時間が過ぎていく。

お会計をするとき、当然、僕が払います。彼らは教え子ですからね。彼らもいつも後輩と食事をするときにはそうするはずですから、今日は先生が出すんだろうとわかっているはずですが、「先生、わざわざ来てもらったんだし」と、絶対に割り勘にしようと財布からお金を出し合い、勝手に集金を始めるんです。僕が3回くらい「いいから、払わんでいい」と言って始めて、声を揃えて「ありがとうございます」と言う。この潔さと感謝の気持ちがとっても男らしくて気持ちいいんです。

わざわざ来てくれたから・・と、全員で無理矢理1台の車に乗って僕と一緒にいようとしてくれたり、明け方近くまで飲んでも、僕が「帰ろうか」って言うまで「先生、次、どこ行きますか?」って聞いてくる。絶対に自分たちから「帰りたい」なんて雰囲気は出さない。翌日、朝から予定があるやつもいるだろうにね。そういうあいつらが、僕は大好きなんです。

送ってもらった僕が車から降りると、全員が車から降りてきて挨拶をする。それも、全くかしこまらないところが素晴らしい。ワイワイ車から降りて、「先生、ありがとうございました、またやりましょうね、おやすみなさい」と言える。

人に心を配る、一緒にいい時間を過ごす、そういったことがしっかりできているこいつらのことを、僕は生涯大切にして、何かあればできること以上のことをしてあげようと決めています。

こういうことも、今の若い人たちに足りないことの一つじゃないかな。でもこれは、私たち親の世代が伝えることでもあるし、学校ではなかなか教われない。できない大人も多いから。だからこそ僕は、こういった社会性を子どもたちに伝えていきたいんです。これは、こんなときにはこうすればいいなんて教科書のようなものはないですからね。

カテゴリ: 

PAGE TOP

10年ぶりの再会

2013年01月26日

僕は以前、中学校の先生でした。しかしそれは、ほんの数年間にすぎないので、僕の教員生活で担任をした生徒は100人もいません。
当時、僕は中学校の先生で野球部の顧問をしていたのですが、今日、そのときの生徒が僕を呼んで同窓会を開いてくれました。野球部の教え子の中には僕が担任していた生徒もいて、その生徒とは卒業式以来、10年ぶりの再会。彼らは今、25歳になっていました。

その中でも、10年ぶりに再会したその生徒は、よくあるクラスの問題児と言われる生徒で、確かに指導や対応に苦慮したことを覚えています。当時の僕は、今の彼らと同じ年齢の25歳でしたからね。でもね、そういう生徒のことは特に、「あいつはどうしてるかな」と気にしているものです。ま、それが学校の先生ってものなのでしょう。

久しぶりに会っても、あいつは昔と一緒。大人になって他の先生には敬語でも僕にはタメ口。今更恥ずかしくて敬語なんて使えないのはよくわかります。僕の顔を見るなり「お、金持ちがきた、財布を置いてくればよかった」などと言いますが、「だって、先生っぽくねーもん」って言われますが、それでもやっぱり僕は、いつまでもあいつの担任なんだな。かわいいもんです。

こいつは高校を中退し、家業を手伝っていますからエリートでも何でもないけれど、信じられないくらい学んでいました。親の背中を見て経営を学び、僕と語れるほど経営を知っていました。悪い道に逸れていく友を自分の身銭を切ってでも救い、人の恩をしっかりと感じ、心から感謝することができる優しい男になっていました。あいかわらず口は悪いし態度もでかいけれど、人生において本当に必要なことをしっかり学んでいました。どんなに勉強を頑張っても、友を助けられなきゃ、人に感謝できなきゃ、生き抜く力を持ち合わせてなければ、幸せになんてなれやしないから。

僕は、こいつの担任で本当によかった。うれしい。こいつが友を救っていることが、親を心から大切にしていることが、人の痛みをわかっていることが。世の中、学歴なんてただの助け程度にしかならない。最後は、自分がどう生きることができるかどうか。僕は、こいつの担任の先生だったという事実が、誇らしくてたまらない。今日は、本当に幸せな1日だったな。ありがとう、ありがとう。

カテゴリ: 

PAGE TOP

毎年恒例の「出発」

2013年01月25日

毎年1月25日は、僕はちょっとした山に登っています。いや、まあ、山と行っても1000mもありませんよ。(笑)基本的に山登りって駄目なんで・・ははは。1月はあちこちの初詣に行きますが、最後の初詣です。毎年、たくさんの方々と一緒に登りますが、今年は人数が多かったなあ。それよりも、今朝はさすがに寒かった・・。北陸育ちなので寒さには驚きませんが、これほど寒いとは思いませんでした。まあ、寒いといっても何千段も階段を登って下ってすると、身体はあったまるものですが。

その階段をひーひー登っているとき、上から降りてくる小学生軍団がいるではありませんか。大人とは違い、元気よく早いスピードで階段を降りてきています。学校の先生から「あいさつはみんなにするんだよ」って言われているんでしょうね。自動的に機械のように「おはようございます、おはようございます、おはようございます」と言っています。すれ違う大人の中には、挨拶をしない人もいて、子どもってのはそういうのを発見することが得意ですよね。あんなに早く階段を降りながら機械的に挨拶をしているのに、すれ違った瞬間「今のおっちゃん、挨拶してへん」と言っているんですから。

実は、毎年1月25日が、僕自身の1年の始まりです。遅いって思われるかもしれませんけどね。毎年正月からは、お世話になっている方々への挨拶周りや受験生の合格祈願など、自分自身以外のことで過ごすことが多いのです。僕の中では時間もゆっくり動いていますしね。それがこの日から一気に変わります。同じ時間で60〜70くらいのことをしていた今日までが、今日からは同じ時間で100のことをするようになり、時折120とかになったりするのです。

毎年正月からぼんやりと今年1年はどんな1年にしようかなと考えながら生活し、25日に「よし、決まった」って感じなります。すると、身体の中からエネルギーが湧いてくる感じになり、新しいことを知ろうとする意欲に満ちて、新しいアイデアもどんどん湧いて出てくる。きっと1年で最も希望に満ちあふれている日なんじゃないかな。

あとは、描いたシナリオ通りに行動するだけなので、今年も何の迷いもなく動き出せました。

最後に受験生の合格祈願を終えて帰る道中、あれこれ浮かんでくるアイデアを頭に浮かべながら歩いていると、すれ違った小学生に「あの人挨拶してくれへんかった」って言われてしまいました・・・。(笑)

カテゴリ: 

PAGE TOP

言葉が出ないほどの気持ちで

2013年01月18日

高3生は、いよいよセンター試験が始まります。緊張と期待、不安のなか、受験するみんなが自分の持っている力をいかんなく発揮できることを願ってやみません。

こんな時期からでもいいでしょうか?と、つい最近入塾された高3生に、少しでも授業をして希望する大学に合格してもらいたいという思いから、少しでも多く授業をするようにしています。それは、先生方に普段の勤務以上に出勤をお願いすることになるわけで、自分の都合を変更してまで、教室に足を運んでくれる先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

保護者の方から電話をもらい、「先生方が無理をして出てくださっていることを思うと...」と涙ぐまれて、「ありがとうございます。どうかよろしくお願いします」と頼まれますと、僕にもグッとくるものがあります。親が子を思う気持ち、うちの先生方が頑張っている気持ち、それらすべてを感じ取っていただいた上での「よろしくお願いします」という言葉をいただくと、僕の中ではもう言葉に表すことのできない気持ちとしか言いようがありません。

「お母さん、本当に精一杯やらせていただきます。」

その一言にすべてを込めるだけでしたが、「ありがとうございます、ありがとうございます」と何度もお礼を言っていただきました。本当に微力だけれども自分のできる精一杯のことをします。感謝していただけると本当にうれしい。先生方も無理してでも出勤して授業をしていただく力になるから。

そんなときは、不思議な力が出たりするものです。
人の力はすごいものです。批判したり不満を持ったりするのではなく、感謝の気持ち、役に立とうとする気持ち、応援する気持ち、そんな気持ちがストレートに交わり合ったとき、教室全体に何とも言えないあたたかいぬくもりと安心感がただよいます。そんな環境で勉強はグングンはかどる。

今、教室は最も良い時期です。中3も目の色が変わっています。本当に良い結果を作り出してやりたい。それだけです。

カテゴリ: 

PAGE TOP

どんな年にしますか?

2013年01月06日

今年は、どんな年にしようかな・・?そう、みなさん考えますよね?それを、1年間ずっと思って生きることって難しいのかなあ?ちょうど1年前の今頃、今年はこんな年にしよう!と決めて、生きてきたのかさえ、忘れてしまっているような気がします。

今年は、僕にとってはあれこれやろうと思っていることをすべてやってしまおう!って年にしたいものです。昨年は、やろうと思っていたことができないことがあったから。子育てや自分の生活に対する慣れ、新しいことにチャレンジしているつもりが、まったく進まないままジタバタしているうちに終わってしまったり、考えて考えて、考えすぎてしまっていたり、別に何も不満はなかったのですが、もっと良くできたはずなのに自分の努力が足りなかったという気持ちがあります。

今年は、あれこれ、やってやります。
スケールのでかいこと、できるかどうかじゃなくて、やってやります。
嫁さんは、丁寧に子育てをする!だそうです。僕からみると、よく頑張っているんですけどね。「あなたみたいに、この子のことよくわかってあげられていないと思う」と、なんだか悩んでいるみたいです。そんなことない、僕は教育しか脳のないところで生きてきたんだから、そりゃ、わかっていることやできることが多いだけ。

僕ら夫婦は、今年も、あれこれと自分が感じる課題を乗り越えていくと思います。でもね、2人とも良い課題なんですよね。夜中まで語り合っていました。30歳も過ぎていくと、自分の人生に、自分自身にとって本当に必要なことが起きてきます。これから逃げさえしなければ、きっと道は開けるんでしょう。今年も楽しみです。

カテゴリ: 

PAGE TOP

あけましておめでとうございます

2013年01月02日

今年も、僕の実家の金沢で迎える正月です。寒い!というより冷たくて痛い!寒波がきているそうですからね。仕方ありません。

みなさんはどのようなお正月を過ごしていらっしゃいますか?
孫の顔を見るや、にっこりの両親は、楽しそうに遊んでくれています。息子の応宗もいつも僕ら夫婦と一緒の生活とは違って、にぎやかな感じで楽しそうです。

僕はというと、廃人のような元旦でした。きっと365日の中で最もゆっくりした1日です。何もしません。ただひたすら何もしません。(笑)そして、周りで何を話していても聞いていません。当然ながら何も考えていません。テレビを見ても何もおもしろくないんですが、寝正月にもならないのですが、ただ生きているだけでした。嫁さんもネジが何本か抜けてしまっている感じです。何をしゃべっているのかさっぱりわかりませんから、年が明けてからまともに会話になりません。(笑)

この一年間、ゆっくりと身体を休めることはあっても、何もせずに何も考えずに過ごした日は一度もありませんからね。たった1日でもこんな日を作らないとやっていけませんね。おかげで、頭の中が空っぽになれました。そしてお休みも1日あれば充分って感じで、今日2日からは、朝早くから精力的に行動開始です。

我が家、畠中家は、正月は一年のスタートだからと、とんでもない高級な食事に出掛けて英気を養います。このとんでもないところに、本来は1歳の応宗を連れていけるわけないのですが、そこは社会性抜群の力を発揮して、セレブなお客さんにまで愛想をふりまくコイツには脱帽です。1歳のクセに、僕に出される料理を自分にも食べさせろと要求し、次々に平らげていく始末・・・

コイツ・・今日だけだからな・・・

カテゴリ: 

PAGE TOP