畠中先生のコラム

子連れの営業マン

2012年04月24日

今日、僕は、ある場所に営業に出かけていました。塾長の僕が営業??そう不思議がられますが、これも僕自身の夢のためです。僕とかかわっている人たちが人間的にもさらに成長できる場を作りたいという気持ちから、ある企画の準備をしているのです。

様々な企業をまわって、自分の描いているビジョンが実現できそうかどうかを尋ねて回ります。尋ねると言っても、僕のビジョンに賛同してもらえるように話しているんですけどね。

ちょっと思いついて、息子も一緒に連れ回してみました。(笑)
僕は嫁さんとは違い、どちらかと言うと愛想もよくないので、営業に出向いても相手にしてもらえないと思い、5ヶ月の息子と一緒だったら話も聞いてもらいやすいかな?という作戦でした。

結果は、大成功!
別に息子を前面に出した訳ではないのですが、やはり赤ちゃんを抱きながら「あの〜、ちょっとお尋ねしたいのですが・・」と会社に入っていくと、どんな人達も「なに?」「何の用でしょう?」「あら、かわいい」と距離が近づき、必ず話を聞いてくれます。そしてそこに息子の援護射撃が!5ヶ月の我が息子は大変愛想がよく、どんな人を見ても満面の笑みを浮かべるのです。赤ちゃんでこんなに笑うのも珍しいようで、みなさんが「笑ってくれるの?」「まあ、笑って・・かわいい」と、大変喜んでもらえました。

そんなこんなで、初めて訪れたあちこちの会社で「子連れの営業マンですね。頑張って下さい。」と、なぜか激励され、それでも気持ちのいいお話ができ、僕の夢も一歩進みそうです。それもこれも息子のおかげ。子連れもいいかもしれません。ただ、息子はもう8キロもあるので、重くて重くて・・・2時間以上も歩き回ってヘトヘトです。(笑)

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ボチボチストレス

2012年04月20日

特に小中学生ですけれど、この時期になるとボチボチと出てくるのが、新しいクラスになってこれまでの友達との関係や構図が変わってくることによるストレスです。ボチボチストレス。(笑)GWまでの間、子どもたちはクラスでちっちゃな戦争をしています。男の子も女の子も、いろんな友達と話しながら誰とくっつこうか、誰とどの程度の距離でかかわろうかを無意識で探しながら、クラスの中で自分の存在を1年間示していけるのかどうかを気にするのです。

「先生、あのな~・・・」と、勉強以外の話が多く、その話題はもっぱら新しいクラス、新しい先生、部活の仲間に新入生が入ってくることなど、新しい変化に戸惑う様子が垣間見えます。

なかなか深刻で、不安で、気持ちの切り替えが上手ではない中学生だったりすると、しばらく話をしてあげないと学習効果がまったく上がらないってこともしばしば。ただ話を聞いてあげればよい場合もあれば、話を聞いてあげるだけではまったくダメな場合もあります。大人であれば、気持ちを切り替えて臨むこともできますが、子どもたちは心も成長途上ですから、細やかなサポートが必要です。毎日の学校生活で早々と疲れてしまっている生徒もいます。でも、最後には笑顔でこの教室から帰宅してもらいます。この教室で、嫌な気分なんかを全部落として、明日も大変かもしれないけれど気疲れするかもしれないけれど、頑張ろう!って思ってもらえるように。

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ついに疲れて

2012年04月17日

おそらくここ2ヶ月ほど、まともに休んでない僕は、ここにきて疲れを感じてきました。
塾をOPENして初めてかもしれませんが、目頭を押さえて目をつむり、なんだか動けない感じになっていました。そんな姿をスタッフにもつい見られてしまい、「大丈夫ですか?」や「早く帰ってください」と言われる顛末でして。経営者として失格です。僕は常に元気でなければなりません。しんどくても元気に振る舞うという意味ではなく、しんどくならずにいつも自分自身が元気でいるってことです。僕に元気がなければ、先生方にも子どもたちにも影響しますからね。

こんなときは、眠るが一番。まあ確かに、産まれたばかりの子どもがすぐ側にいることもあるでしょうが、それよりも休まずに働こうとすることが問題なわけです。ちょっとオーバーワークだったな。でも、新学期を迎えた生徒のみんなが一人残らず良いスタートを切ってもらいたいので、生徒に合った指導を考えたり遂行したりすると、どうしてもそうなってしまうんですよね。また、子どもたちも日々少しずつ成長するので、指導方針も数ヶ月ごとに変えなくてはならないですから。ただ、だからこそ、子どもたちの結果が出ないと本気で悩んでしまうし、良い結果が出れば心の底から嬉しいんです。

今日も、まったく新しい授業をした方がいいと思われる生徒に出会いました。算数や国語を学習するのではなく、その生徒の人格形成にかかわる授業です。これはきっと僕にしかできない。でも保護者の方も望んでいるし、本人も薄々感じている。あとは本人が思い切って、やるかやらないかを決めるだけ。

OPENして1年間走り続けた疲れを感じつつ、それでもやっぱり、「この子は、こんなふうにかかわって教えていけば・・」という道筋が見えると、ワクワクしてなんとかしたくなるんですよね。しかしながら、そろそろ嫁さんも心配するので、休もうと思います。(笑)

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成績があがらない原因 ①

2012年04月14日

集団授業を始めて2回目ですが、これでは成績は上がらない・・と感じることがあります。ひとことで言うと、『学校の授業を聞いていない』ってこと。

僕の話を一生懸命聞いていれば半分は正答するはずの問題を、ほとんどの生徒が3分の1も正答しないのです。

授業中、僕が話している間、別に悪ふざけするわけじゃないんです。寝ているわけでもない。ちゃんと僕の方を見ています。静かです。にもかかわらず、つい数分前に話したことを尋ねても答えられない。つい、1、2分前に話したことですら・・です。話している僕から見ると、真面目に聞いているように見えますよ。「ちゃんと聞いてるか?」と尋ねても、絶対に「聞いてますよ」と答える生徒たち。でもね、聞いてないんですね。きっと、学校でもそうなんだろうと思います。

その原因を一つ一つ、紐解いていきましょう。

まず、板書しながら話すとダメです。黒板に書いてあることをノートに書き写すことに必死です。僕は、子どもたちが必死になるほどの板書はしません。でも、小学校からのクセでしょうね。板書はそのままノートに書き写すこと、まるでそれを勉強だと思っているように無心で書き写しています。だから、ノートに書き写しているとき、先生の話は聞こえているだけで何を話していたかは聞いていません。ここに一つ目の原因があります。生徒は、書き写しながら先生の話を聞かなくてはならないんです。耳を傾けながら手を動かす。これができない生徒が非常に多い!ノートに書き写すことなんて、あとで思い出せる程度のつもりで書けばいいのです。しかし、学校っていうところは、ノートをきれいに書いていれば成績も少し良くしてくれるので、勉強に自信のない生徒は、生真面目にノートをきれいに書きます。

次に、先生が話しているときにメモを取らない生徒の多いこと。わざと、板書をせずにしゃべりだけで授業をしてみると、子どもたちは手を動かさずに黙って聞いています。そのとき、子どもたちの中でつまらない話だと判断すると、眠気が襲ってきます。他ごとを考えだしたり、眠気に襲われたりする顔は、前で話しているとすぐにわかるものです。昔は、先生の話すことはありがたい話だと思って、聞き漏らさないようにメモを取ったはずです。それが今や、「ありがたい」なんて思っていないどころか「はやく終わらないかな〜」って思うくらいですから、メモを取ろうなんて思わないのでしょう。

板書を書き写しながら話を聞く!
先生が話していることはメモを取る!

書きながら聞くことができないから、大人になっても、自分の仕事をしながら周りに注意を払うことができず、自分のことしかできない大人になったり、話をされているときにメモを取る習慣がないから、仕事を教えられてもメモを取らずにふんふんと聞くだけで、いざ教わった事をやろうと思っても「さっき、何て言ってたっけ?」と忘れて、「すいません、これ、どうするんですか?」と聞き、「さっき、教えたでしょう?」と言われる人がいるわけです。

小学校のときに、そこから教わってなくてはならない。メモを取りなさい。書きながら話を聞きなさい・・・と。その訓練をしておかなくてはならないんですけれどね。むしろ、小学校のときはそんな訓練ばかりでいいくらい。

そんな習慣やクセがついていないから、今やもう、メモを取ることがめんどくさかったり、書きながら話を聞くことはエネルギーを使うことだからあまりやりたがらなかったりする。子どもたちは結局、「私は授業を聞いている」と思い込んでいて、でも実際は聞いていないから、テスト前になって、塾でも学校で聞いたような話をもう一度しなくてはならないというかなり不効率な学習をしている子どもたちが多いんです。もちろん、授業をちゃんと聞ける雰囲気ではないクラスもあるようですが、それは言い訳。どんな状態であっても、そのように授業に取り組めている生徒はいるわけですからね。

集団授業、始めてよかった。次回から子どもたちにトレーニングをさせていきます。習慣やクセを変えることは時間がかかりますけど、原因がわかっている以上、一日も早く始めることしかできないですからね。

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なんで、寝ないんだろう?

2012年04月11日

ウチの息子は、もう5カ月になるのに、夜中2~3時間おきに目が覚めます。というか、同じ4~5カ月のお子さんは、どうやらまとまった5~6時間くらい寝ているようです。どちらがいいとか悪いとかないのかもしれませんが、産まれてからもう5ヶ月間、嫁さんは睡眠不足との戦いです。当然、僕も駆り出されるわけで、日によっては僕も目の下にクマを作って出勤しています。

なんで寝ないのかなあ~?

きっとエネルギーがあり余っているんだろうって思います。
いっぱい遊ぶんですが、嫁さんは毎日毎日の中で慢性的に疲れていると思うので、思いっきり遊んであげていないのかもしれません。僕は、思いっきり遊んであげるのですが、基本的に仕事に行ってしまうのでなかなかまとまって遊んであげることができません。

どなたか、教えてください。(笑)
これはどうしたらいいんでしょう。まだこのくらい寝ないときがあっても仕方ないものなのでしょうか。「そんなお子さんもいますよ」という声も聞きます。それはそれでいいのですが、嫁さんの身体を考えると、いろいろと生活にも工夫が必要になります。僕も嫁さんも、活動的な人間なので、子育てのみならずいろいろ頑張ってしまってバタンと疲れてしまいがちなので。

嫁さんからの連絡によると、今日なんて、昼寝もしてないんですけど、まだ寝ていません。もう22時を過ぎています。眠たくて泣きじゃくるわけでもなく、ご機嫌だそうです。(笑)

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本当に嬉しいことです

2012年04月07日

おかげさまで、3月はたくさんの方に入塾していただきました。春は、新聞に折り込まれている塾のチラシが迷惑なくらい入っていますよね。その膨大なチラシの中から電話をかけてくださるだけでもありがたいのに、他塾の体験授業を受けられた上で僕の塾に入塾してくださることは、本当に心から嬉しく思っています。そして今日も、「お世話になりたいのですが」と電話をいただきました。

今日お電話いただいた方もそうなんですが、今、とにかくびっくりしていることは、今年は、お問い合わせで一度でも僕の塾に足を運んで下さった方が全員、ご入塾頂いていることなのです。「他のところも見てから決めます」と言われて帰られた方も、後日電話をいただき入塾となっています。たくさんの塾を見て体験授業を受けられても選んで下さるということは、きっと何か他と比較して「いいところ」があるのでしょう。他の塾がどんなことをしているかはまったくわからず、ただただ、子どもたちにとっていい場所にしたい一心だけなのですが、個別指導ですので他塾よりも月謝が高額であるにもかかわらず選んで下さって本当に嬉しいです。
だからこそ、また、一生懸命頑張ろう!っていう気持ちになれます。

今年は小人数での集団授業を始めます。今日はその初日。僕が理科の授業をするのは、何年ぶりかなぁ。久しぶりでした。僕はもともと理科の先生でしたので、特に理科については、どんな問題が出やすいのか、大事なキーワードは何なのか、わかりやすく明解に説明していると思います。だからこそ、短い時間でたくさんの内容を伝える事ができました。そしてびっくりしたのは、子どもたちがよくついてきたこと。後半、なかなかハードにしてみましたが、一人ひとり手応えがありました。子どもたちは大変でしょうけど、乗り越えてほしいと思います。

いよいよ来週から新学期が始まります。子どもたちが良いスタートを切ってほしいと願い、僕らは今までと変わらず一生懸命に支えていくだけです。頑張ります!

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へこたれないように応援する

2012年04月06日

ある高校生と話をしました。

「勉強しなきゃと思っているんですが、先輩を見てると勉強してるんで自分も・・と思うのですが、どうも最近ルーズで」
「ほー、そんな自分、変えたい?」
「変えれたらいいですけど・・」
「けど?」
「あんまり自信ないです」
「そっか、でも何か工夫できることがあるとしたらどうだろう?」
「ん〜、勉強の計画を立てても後回しにすることがあって・・」
「後回し?」
「例えば、今日3ページやろうと思ってもやれなかったとき、まいっかってそのままになるんです」
「そういうとき、あるよねえ、疲れてたりするとね〜」
「はい・・」
「で、どうするかな?勉強の計画のところで工夫できることはありそうな気がするけど?」
「やっぱり、計画を立てたらやらなきゃだめですね」
「最近、ルーズになってきてるってそういうことなのじゃないか?」
「そうかもしれません」
「じゃ、どうする?」
「計画、立てます・・・っていうか、やります」
「いいね、そんじゃ今日寝る前にやりなさいな、やろう!思ったときにやらなきゃいかん」
「そうですね、そしてたくさん計画立てると大変かなと思うので、今日1日分の計画を立てて勉強します」
「お、ちゃんと自分にとっていい方法を知ってるじゃないか?できそうだね」
「先生、なんかスッキリしました!今晩、さっそくやります」

もしかすると、この生徒は勉強の計画をこちらで立てて伝え、実践させれば成績に結びつくかもしれません。つまり僕が管理すれば成果が出るってことです。でも僕はそれをしません。それが学習塾としての職責を果たしているのか?という批判もあるのでしょうが、僕には、その生徒が「自分でどうして勉強ができないのか」を知っていて「自分でどうしたらいいかもわかっている」と思えるから、それをしないのです。これは、中学生にも小学生にも同じことが言えます。子どもたちは皆、どうしたら成績が上がるか知っています。わかっています。だから「勉強しなさい」と言われると、わかっていることを言われるので、機嫌が悪くなったり怒ったりするんでしょう。

この高校生のように、僕ら大人も含めて、人は自分で気づいたことは率先して頑張ります。子どもたちが、自分のすべきことに気づくこと。気づいても、大人の僕らでも「ま、いいか」というルーズな気持ちになることもあるんですから、すべきことに向かう子どもたちが途中でへこたれないように応援することこそ、僕ら『先生』の役割です。

今も、うつ伏せで苦しくてふにふにもがいている息子を見ながら、生後5ヶ月で言葉も理解できるわけないのに、
「おお、苦しいか〜?どうしたら苦しくないか、いろいろ身体を動かしてみつけろよ〜」
と、話しかけています。

するとね、本当に身体を動かして自分で息ができるポジションを見つけていくものですね。
まあ、数日泣きじゃくってましたけど・・・(笑)

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立場が変わって気づくこと

2012年04月03日

3月のはじめ、ウチの塾に通っていた高校3年生が受験を終え、「先生、ここで働きたいんです」と言ってきました。
僕は、「やりたい!」と言う人はどんな人であっても受け入れるので「いいよ」と言いますが、人を教え、育てることの大変さをコンコンと伝えます。それはどうやら、「脅し」にも聞こえるらしく、昨年の塾の開校当初から、採用の面接のときに僕の話を聞いて「すいません、辞退します」と言った人はたくさんいました。そりゃ、そうです。そんじょそこらの仕事ではありません。まして、この塾にいる先生方は、皆、大学生やそれに近い年齢の人ばかり。保護者の方々からすれば、「大学生で教えられるの?大丈夫なの?」と思うもの。だからこそ、生半可な気持ちではやってもらうわけにいかないのです。

「ここで働きたい」と言ってきた彼らは、この春休み中、どっぷり仕事に浸かりました。連日、誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰りました。たった一度の90分の授業をするために。

「塾長・・・、自分たちの授業のときも、先生たちはこんなに準備していたんですね」
「その時間に来て授業して帰っていただけだけど、その裏でこんなにしてくれていたんですね」

ついこの間まで生徒だった彼らが、先生という立場に立ったとき、先生という苦労、大変さ、どれだけ生徒のことを想い、考えていたのかを知ることになります。それは、どんな道徳の授業にも勝るものです。彼らが子どもたちの前に出るにはまだまだ技量不足ですが、人に何かを教え伝える道を歩むにあたり、陰で支えてくれるものの存在を感じ、それに感謝して生きることを学んだことで、まず、第一歩を踏み出しました。

「先生、ありがとう」・・・そこで出た感謝の言葉に、学生から大人への成長を感じずにはいられません。

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発表会、お疲れさま~

2012年04月01日

僕の母はピアノの先生をしています。母も定年を過ぎているのかな?今もバリバリ働いています。この不況の中、ピアノなどの芸術系のお稽古事は、学習塾とは違って、人は集まりません。そんな中、母のピアノ教室は生徒が増え続けています。YAMAHAやKAWAIの音楽教室とかではなく、個人でやっているピアノの教室で40名近い生徒がいるようです。

両親ともに、京都の舞鶴の生まれで舞鶴育ち。僕が産まれてまもなく、父の仕事の関係で金沢へ移り住んだ時、誰一人親戚も知り合いもいない土地で、母は一からピアノ教室を始めました。近所を一軒一軒まわり、「ピアノを教えさせてください」と頭を下げてまわったそうです。そうして、わずか3、4人の生徒から始めた母は、いまや「金沢でピアノを教えてくれる先生と言えば、この人!」というくらいの第一人者になりました。40名近い生徒がいるということは、みんなだいたい週に1回通ってくるので、母は、毎日6~7人の生徒をレッスンしていることになります。時間にして6時間程度ぶっ続けで教えているわけです。

僕にとっては母でしかないので、僕は、母のことをあまりピアノの先生として見ることはありませんでした。しかし、僕が小さい頃、母がこの子にとってこれがいい!と思って選んだ曲を、音楽のことを何にも知らない保護者の方に、「そんな曲、ウチの子にはむいていません」と言われて悔しそうにしている母を見たり、ピアノコンクールに向けて一生懸命教えたにもかかわらず落選して、ガッカリと肩を落とす母を見たりしたことがあります。

そんな母は、かなりの頑張り屋さんです。
昨年、働きすぎで体調を壊した母は、コンクール本番に入院するという大変な事態に見舞われました。先生としての職責を果たせなかったことに落胆していましたが、それでも、「私にはこれが天職なのよね」と言い、今年も、20年以上一度も欠かしたことのない発表会を開催しました。発表会は、子どもも親も年に1回楽しみにしています。幼稚園や小学生のお子さんが、かわいいドレスやかっこいいタキシードを着て舞台に立ち、日頃の成果を発表する。誰も審査したりするわけじゃないけれど、おじいちゃんやおばあちゃんが応援に駆け付け、この日ばかりはとお父さんがビデオカメラをまわし、お母さんは上手に弾けるかをひやひやしながら応援しています。発表会が終わると、それぞれ「よくがんばったね」と両親に褒められて会場を後にして、おいしいご飯でも食べに行ったりする光景が見られます。

母は、通ってくれる生徒さんの家族に、そういった素敵な時間を提供できていることが幸せなんだと思います。

今日、4月1日が、その発表会でした。22回目だったかな?
いい発表会になったようです。
「とても楽しかった!」・・・たったひとことの母からのメールが、それを物語っています。

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