畠中先生のコラム

自分で乗り越える力をつけるために

2011年09月28日

勉強を教える仕事っていうのは、勉強を教えることが仕事なのではなく、子どもが自分で課題を乗り越えるように支援することが仕事なのだとつくづく感じます。

今日も1人、やる気マンマンになった中学1年生が入塾してきました。
さあ、入塾です。一番、期待に胸をふくらませているときに、私は生徒と約束をします。
「2学期の中間テストで何点取りたい?」
「うーん、最低80点以上」
「じゃ、最低80点以上、約束な」
「80点以上いかなかったらどうなるの?」
「別にどうもないね、でも、これは、自分自身との約束なんだよ」
すると、その生徒は右手の小指と左の小指を結んで、一人で指切りげんまんをしていました。
そして、ひとこと・・・「80点って言っちゃった」
「だけどさ、言ったら気持ちがシャキッとするだろう?」と尋ねると、
「うん、がんばる」

一人で指切りげんまんなんて、なんてかわいいんでしょう。
そしてこの生徒は、必ず成績が上がります。上がらなくても、自分の力で課題を乗り越える力は身に付いていきます。そして、自分の力で課題を乗り越える力がつけば、実は、自分の力で成績を上げていけるんです。これこそが、我々のすべきことでしょう。

今日も、叱りました。今日も褒めました。今日も子ども達は、笑顔で帰っていきました。楽しかったな。

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貫く、徹底する、これに尽きる!

2011年09月18日

組織にはきまりがあります。人は、常に誰かと力を合わせて何かに取り組みます。文化祭も体育祭もそう。スポーツの試合や仕事もそう。みんなが力を合わせやすくするために、協力しやすくするために、組織にはきまりがあります。きまりを守るから、試合は楽しめますし、仕事もはかどるものです。ただ、きまりを守るとき、これが自動的に守られるようになるまでには、その都度その都度、きまりを守るよう口に出して伝えていかなくてはなりません。これができるかできないかが、生徒を指導していく上でも大切になっていくのです。

私は、代表という立場から、先生方に対し仕事をする上で大切にしてほしいことやルールを守ることを、そのときそのとき、耳にタコができるくらい言っていきます。先生方は、悪気があってルールを守らなかったりするわけではありません。新しいルールを作ったり方針を打ち出したりすると、それが浸透するまでは忘れることだってあるわけですから。だからこそ、一度でも忘れたときにしっかりと「守ろう」「忘れていないか」と尋ねなければなりません。

子ども達に、勉強をする姿勢を作り出すためのルールを決めて守らせる取り組みをしています。「守らせる」というのは、大変、上から目線の言葉ですが、教育上どうしても「守らせ」なければならないことがあります。子ども達に守らせるためには、先生方が「絶対に守るんだ、守らせるんだ」という姿勢で子どもに対峙していかなければなりません。そのために、まず私が、先生方に対して守ってもらうべき事柄を何が何でも守ってもらうようかかわることで、先生方も子ども達に、何が何でも守ってもらうようかかわるようになっていくのです。

とにかく、ルールも方針も、決めた以上はどんなことがあっても貫く、徹底する。
信念を持って生きる姿勢を、子ども達に伝えたい。講師にも伝えたい。
テストで80点取りたいと思ったなら、テストの当日まで80点を目指し続けること。
この2学期は、そういった姿勢で子ども達に臨んでもらいたいのです。
何事も、本気で貫いて徹底すれば、必ず結果が出ることを伝えたいと思っています。

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生徒指導ができるかどうか

2011年09月12日

個別指導の学習塾は、やはり大学生の先生が大半です。
私が授業をするとき、子どもは「塾長だ・・」と心の中で思い、身構えます。私の父が授業をするとなっても、もう67歳なので中学生との授業はうまくいきません。(笑)そういう意味では、気軽に話せる若い先生は子どもたちにとって安心感を与えてくれます。
しかし、大学生はまだ社会にも出ていない、言わば半人前。マナーやモラルを知らない大学生が多いことも事実です。それで子どもの教育ができるのか。しっかりと子どもに教えてくれるのか。親の立場から考えて、そんな不安はあってあたりまえです。私の塾に入塾した生徒にも、別の個別指導塾に通っていて、大学生の先生のモラルのなさを目の当たりにし、友達感覚に近い関係になってしまうことにより授業に緊張感がうまれないことによる、やる気の低下や授業に対する集中力の低下をまねいて成績不振。保護者の方も入塾の面談のときに「大学生の先生はちょっと・・・」と言っていたくらいでした。大学生の先生って、どうなん?そう思う人は多いかもしれませんね。

私は、大学生も社会人もあまり区別がありません。大学生でも学校の先生に負けないくらいの教育はできると信じています。社会人でも「え?そんなこと知らないの?」という人はいますし、大学生でも「いつでも即戦力だね」と言えるような人もいます。要は、その人が教育者としてどうか!という点だけでしょう。
だって、素敵な教育者って、正しいことを正しい!と言えるかどうかだけですもん。そして、自分も正しいことをやっていれば、何も言うことがない。その2つだけでいいんです。正しいことを正しい!と、どうであっても言い切れる人に、子どもは一目置きます。そして、その人のことを信じます。その人を信じたら、その人の言うことには聞く耳を持つし、その人がいるなら頑張ろうって思えます。

正しいことを正しいと言える大学生に育てることこそ、私の仕事。 大学生は、まだ社会に出ていないから頭も柔らかい。正しいことを教えれば、それを正しいと信じ、子どもたちに正しいことを正しい!と言い切れるようになっていきます。それから社会に出てもらいたいじゃないですか。これからの日本を支えていくわけですから。

時間に遅れないこと。忘れものをしないこと。勉強する上であたりまえの姿勢ですよね。以前は「筆記用具忘れたの〜?」と言いながらも、自分が持っているペンを貸していた大学生の先生も、問答無用で、子どもに「すぐに取りに帰りなさい」と言うようになりました。机の上をきれいにせずに帰ろうものなら「次の人が使うんだから、消しゴムのカスくらい片付けるんだよ」 と教える。今では、「自分たちの使った教室なんだから、帰る前に少し一緒に掃除しよう」と授業後に子どもたちと一緒に教室の掃除をする光景まで見られるようになりました。
そういった生徒指導ができる先生であれば、子どもは先生を信頼して授業に臨むし、授業の質は下がりません。

「先生って、言ったこと絶対にやるんやな」・・・と、中3の女の子がポツリと私に向かって言いました。
「そうだよ。だって、言ったんやからな。あたりまえや」

生徒指導ができる人であれば、大学生でも高校生でもいい。生徒指導ができる人は、言ったことをやる人。だから子どもから信頼される。信頼されれば指導は行き届く。指導が行き届けば、苦手な連立方程式の文章問題の解き方も、子どもは嫌がらずにチャレンジするようになるものです。

「させる」ことが生徒指導ではなく、「するようになる」ことが生徒指導です。

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お久しぶりです。

2011年09月08日

すごく久しぶりにコラムを書きます。
夏期講習も終わり、子どもたちの夏期講習の頑張りをまとめる作業に追われていました。
単元の学習が終わるごとに小テストを行い、そのテストの結果を夏休み分、全生徒の分を入力して集計するのです。
子どもたちも、「あのテストの結果はいつかな〜」とうっすらと(笑)期待している声も聞こえているので、急いでいたのですが、なんせ全員分となると時間がかかった・・・。
加えて、2学期の担任の先生の選定にとても苦労し、やっと決まりました。
子どもたちは春に比べて心身ともに成長していますし、塾にも慣れています。今の成長段階で、今の子どもたちの様子をよく見て、適任な先生を見つけ、その先生にスケジュールの都合をつけてもらって決まっていきます。これがまた難易度が高い作業で、よく子どもたちのことを見ていないとミスマッチを起こします。
個別指導では、丁寧に繊細に取り扱わなければならない仕事ですね。
2学期、新しい先生とともに始まりました。
子どもたちの学力は、塾に来ただけでは上がらない。やはり、勉強する姿勢から変えていかねば!
この2学期、子どもたちが笑顔で「点数、上がったよ!」って喜んでもらうためにも、妥協せず断固たる決意を持って過ごしたいと思っています。
誰にとっても、実は、とっても大事で難しい2学期ですから・・・。

 

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